元々、私たち「宇治のメインディッシュを考える実行委員会」は、中宇治地域を中心に歴史まちづくりに必要な事業、街並みや建築物などの維持向上に資する調査研究、文化的景観を構成する建物の調査・保全・活用の提案などを行ってきた「歴史まちづくり研究会」という建築集団でした。
街並み、建物を考える上でそこにあるべき営みも考えなければなりません。「衣食住」特に食・住は密接な関係にあると思います。宇治には世界遺産の平等院、宇治上神社また宇治茶をはじめ豊富な文化資源があります。
新しい宇治固有の主菜があれば、そこに住まう人たちの楽しみが増えます。訪れる人たちの楽しみが増えます。それをもてなす人たちの楽しみが増えます。そこにある建物の使い方が増えます。
建築の職能集団としての活動と並行して、食という面からもアプローチをし新しい主菜をつくることが今まで以上に街に繋がりをつくり、地域の活性化に繋がると考え「宇治のメインディッシュを考える実行委員会」を立ち上げました。
中宇治地域周辺が国選定の重要文化的景観に認定を機に宇治地域で活動する市民、建築技術者、宇治市歴史まちづくり推進課が協同し「歴史まちづくり研究会」を発足
「一般社団法人 歴史まちづくり研究会・うじ」として法人化 併せて 一級建築士事務所登録
食の面からまちづくりを考えるため「宇治のメインディッシュを考える実行委員会」を立ち上げる
・地域の魅力、興味関心を高める、活性化を促す
・観光消費額の向上(滞在時間を増やす)
・歴史的建物・街並みの維持活用に繋げる
食・住 一体でとらえたまちづくりの原動力の一つになる事
・波及効果として歴史的景観の保全および修景(茶園、ほんず)への期待
・今までにない視点からの宇治の歴史、文化の周知
・歴史や伝統文化を踏襲した新しい宇治の魅力づくり